1953-07-04 第16回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
専売の名に隠れて、専売公社の各位が安易な考えでおられることが、タバコ民営論を活発ならしめる大きな原因である、かように考えまして、当時いろいろ御意見を申し上げたのでありますが、少くとも私は、最近のピースはうまくなつており、また光も以前よりはうまくなつたと言えると思います。しかしもつとうまくしていただきたい。
専売の名に隠れて、専売公社の各位が安易な考えでおられることが、タバコ民営論を活発ならしめる大きな原因である、かように考えまして、当時いろいろ御意見を申し上げたのでありますが、少くとも私は、最近のピースはうまくなつており、また光も以前よりはうまくなつたと言えると思います。しかしもつとうまくしていただきたい。
○入間野説明員 タバコ民営問題はきわめて重大な問題でありまして、先年来論議されたのでありますが、この点をいかにすべきかということは、私はまだよく聞いておりませんので、白紙でおります。従いまして、現在の姿がいいか、民営がいいかということについては、十分研究してみたいとは思つておりますが、それ以上詳しく、民営台なり、あるいはまた民営可なりということを申し上げることは差控えたいと思います。
先ほどタバコ民営の問題に対して、あなたは、タバコ民営ということは非常に重大であつて、いずれがよいか悪いかという点は、目下迷うておられるのだということを承つたわけでありますが、もしこれがこの委員会の速記録なりその他を通じて、外のタバコ耕作者の耳にそのまま入ると、昨日公社の方がおつしやつておられましたように、どうしても葉タバコの増産をはからなければいけない時分に一大支障を来すと思う。
それからいま一点は、あれ以来というものはタバコ民営論が再燃いたして参りましたが、この民営論に対しましては賛否両論あるわけであります。賛の方はひとまずおくといたしまして、否と思う点につきまして、総裁が日ごろお考えになりますところの考え方に、この際ひとつ承りたいと思うのであります。
農林省としては、前にも話があつたのですが、タバコの件について、以前タバコの民営の問題が出ておりましたが、外資導入のためにタバコ民営ということを今でもなお考えておられるかどうか。これは大蔵省の所管でありまするが、しかし耕作者の立場から農林省に聞いておるわけであります。
私は、この白洲君の電業九分割とタバコ民営のこの二つは、むしろ売国的な行動であるとさえ思うのだ。なお外貨導入に名をかりて、日本人の重大なる権益を彼の私利私欲によつて壟断せられるということは、私どもは断じて承服できません。(発言する者あり)タバコ議員連盟におきましては、各党の議員がこれに参画して、ことごとくこの内情を知つておるのですぞ。諸君といえども、これを否定することはできないだろう。
○圖司委員長 引続き、森山委員より、外資とタバコ民営に関する小委員会における審議の経過並びに結果に関する報告を聴取いたします。
私の聞き及ぶところによりますと、昨日経済安定委員会におきまして、タバコの民営の問題が上程され、そして与野党の間にかなりもみにもまれて、結局与党で提案されました、タバコ民営の時期尚早という案が、経済委員会では決定されたというふうにけさ聞き及んでおります。
○川島委員 そうすると、昨年吉田総理が一部に漏らしたという、総理自身の考え方であるタバコ民営案については、大蔵大臣は別途な考えを持つておる、端的に申し上げれば、タバコの民営は時期でないということを考えておると理解してよろしいかどうか、この考をお伺いしておきます。
○森山委員 しからば原則としてタバコ民営に賛成する、しかしながらわが国の財政経済事情から、即時に民営に移すことは困難であるということは、百年の大計とは言いませんが、少くも十年の大計を考えなければならぬところの政治の立場に立つ者といたしまして、むしろ原則と例外が逆ではないか。すなわちタバコ民営に絶対反対すべきものである。それは国の財政経済事情から当然そういう結論が出るべきである。
○圖司委員長 永井委員より、本委員会におきましては外資とタバコ民営に関する問題につきまして一応委員会としての申合せをするということがございますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それでは佐々木更三君を外資とタバコ民営に関する小委員に選任いたします。 なおこの際お諮りいたします。本問題に関する質疑も大体において終了したものと思われますので、本委員会における質疑はこの程度をもつて打切ることといたし、引続き外資とタバコ民営に関する小委員会を開会し、本問題に対する取扱いにつき協議いたすことといたします。 では暫時休憩いたします。
○池田国務大臣 一月二十九日の会議の空気は私聞いておりませんが、タバコ民営についての審議会がございまして、そこで議論を鬪わせたところによると、相半ばというような状況であると聞いております。これは重大な問題でありますから、愼重に考えなければならぬと思つております。
○久米政府委員 協議会といたしましては、従来タバコ民営に関する賛否の両論は、ほぼ相半ばしているように記憶いたしております。去る一月二十九日の協議会におきましても、現在の段階において民営をすみやかに行うべしというふうな結論は、決して多数を制してはおらなかつたというふうに了解いたしております。
それはタバコ民営の問題です。タバコ民営の問題については、大蔵大臣は今までの方針で民営を断行しようという気持を今日も持つておられるものでありますが、どうですか。
次にお尋ねしたいのは、タバコ民営問題についてであります。吉田総理は、一昨年、タばコは專売制度をやめて、民営に移すと言われ、昨年十一月三十日の予算総会において、方針としては民営に移したいが、臨時專売制度協議会のの答申を待つてからきめたい、と答弁されておる。その後、タバコ民営をめぐつて種々利権的動きもあるやに聞いております。
○森山委員 この際、従来いろいろ設けられておりました小委員会と並びまして、前国会の末期に本委員会において取上げましたところの外資とタバコ民営に関する問題について、小委員会を設置されんことを望みます。 本問題は、外資に関係する問題ばかりでなく、その前提として従来の専売事業を民営に切りかえんとすることがその前提となつておるのでありまして、それは企業形態に関する問題でもあります。
本委員会におきましては、すでに経済緊急政策に関する小委員会、事業者団体法に関する小委員会、電力に関する小委員会、協同組合制度に関する小委員会を設けて参りましたが、これら小委員会の結論はきわめて早急に小委員長よりとりまとめの上、本委員会に御報告を願いたいと存じますけれども、さらにただいま森山委員の御提案になりました外資とタバコ民営に関する小委員会を、以上四つの小委員会のほかに設けるにつきましては、至急
当初タバコ民営問題が起きたのは、外資導入の形で起きたわけである。これは本日御出席の木内さんも御承知の通りです。そうして昨年の今ごろの通常国会に提出するような状態にまでなつて、当然もう導入すべき外資の形態は考えていなければならない。それをその当時において何を考えたかということを伺いたい。
タバコ民営問題について圓谷光衞君、中馬辰猪君より委員外発言を求められております。これを許可するに御異議がございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ただいまより外資とタバコ民営問題を議題とし、臨時專賣制度協議会におけるタバコ民営論について、同協議会の審議の経過に関し、日本專売公社監理官の久米武文君の説明を聽取いたします。久米武文君。
明八日午後一時より開会を予定いたしておりました外資とタバコ民営問題の説明聽取の際、葉タバコ耕作者代表を、参考人として本委員会に出席願い、耕作者の立場より本問題につき意見を聽取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
その意味において私が今志田委員の質疑に関連して申し上げておりますゆえんは、安本の政務次官からこれに対する御返事をお聞きするよりも、むしろ本委員会において、かかるイデオロギー的なお立場から取上げられた問題、従つて經済政策の基本的な動向にも関連すると思いますので、次回の委員会におきましても、タバコ民営問題というものについて、政府並びに事務当局から詳細なる意見の聽取を行い、われわれもまた必要な質疑を行いたいと
特にタバコ民営問題は、昨年来政治的な問題になつておるにもかかわらず、衆議院のどの委員会においても、これを深く検討して掘下げた事例がないのであります。その意味におきましてぜひお願いいたします。
本会期中に当委員会に付託せられました請願は、何しろ会期が長かつたので、先ほど申し上げましたように、二百六十六件の多数に上つたわけでありまして、その内容は租税の減免等に関するものが百六十四件、タバコ民営反対に関する件三十六件、金融対策に関する件が十作、その他三十六件(ありまして、小委員会におきましても、四月十四日、十五日、二十八日、五月一日、四回にわたりまして愼事審議を重ねた次第でありまするが、その結果
○村瀬委員 それでは最後に総理大臣に伺いますが、もうここらでタバコ民営の問題に最後の終止符を打つていただきたい。これはすでに論じ盡されたのでありまして、結論は出ておると思うのであります。
○池田国務大臣 タバコ民営の問題にうきましでは、昨年八月臨時專売制度調査会を置きまして、大蔵大臣の諮問機関として民営、官営いずれが是なりや、またもし民営にするとすれば、どういう形態がいいか、またその時期いかん等につきまして検討を加えておるのであります。今年の初め一月中に今の調査会から答申があることと思つておつたのでありますが、まだ出ません。
タバコ民営の問題は相当議論になつておりますが、私は今日の現状において、公社をさらに民営にするということに対しては絶対反対いたします。これには多くの論議を必要といたしませんので、ぜひともそういう方向に推し進めてもらいたいということを希望いたしまして、私の説明の足らない点は、請願書の内容に盛られておりますから、その内容を十分生かして取扱われるようお願い申し上げまして、説明にかえます。
それから聞くところによりますと、タバコ民営の名のもとに外資を入れようとしている、これに対して全国的にタバコ耕作者が非常に圧迫されるものであるという反対運動が起きておりますが、それでもなおそういう話があつた場合に、タバコに対しての外資導入をなさるかどうかということと、それから米トラストのような形の外国資本家との間に、すでにこのタバコ民営のことに対しての確約があつたということも伝えられておりますが、はたしてそういうことがあつたかどうか
この法案は、十月二十八日、本委員会に付託され、同三十一日、政府委員より提案理由の説明を聽取し、十一月八日、九日、十一旧、十二日の四日にわたり質疑を行いましたところ、三宅委員より、公社になつてからの製造販売等に関する実績、公社の資本金及び財産内容等について、川島委員より、タバコ民営に関する政府の見解及びその研究の経過、タバコ値下げに関する見込等について、河田委員より、タバコ民営を考えている理由、給與準則